寝心地の良さに太鼓判!? カナダ女子GK、選手村の段ボールベッドと笑顔で“2ショット”
カナダ女子GKラベ、決勝のスウェーデン戦に向けてオリンピック選手村へ
東京五輪サッカー女子決勝は6日、オリンピックスタジアムで開催される。初の決勝進出を果たしたカナダ、2大会連続で決勝に駒を進めたスウェーデン、どちらが勝っても初の大会優勝となるなか、カナダの守護神ステファニー・ラベが、インスタグラムでオリンピック選手村の自室の段ボールベッドを公開している。
日本、英国、チリと同じグループEに入ったカナダは、初戦で開催国・日本と1-1で引き分けると、チリに2-1で勝利、英国に1-1のドローという成績でグループ2位通過。準々決勝で王国ブラジルを延長PK戦の末に破り、ベスト4では宿敵アメリカを1-0で下し、初の五輪決勝行きの切符を勝ち取った。
カナダのGKラベと言えば、今大会のグループリーグ初戦の日本戦(1-1)でFW田中美南と交錯して負傷して涙を浮かべながらPKストップし、その後泣きながら無念の交代をしたことでも記憶に新しい。準々決勝のブラジル戦でも、延長後半にペナルティーエリア内で飛び出した際に相手選手と交錯して立ち上がれない場面があるなど、体を張ったプレーでチームを鼓舞し、最後は連続PKストップで勝利を手繰り寄せた。
カナダはこれまで北海道(札幌ドーム)での2試合を皮切りに、茨城(カシマスタジアム)、宮城(宮城スタジアム)、茨城(カシマスタジアム)と移動してきたなか、決勝は今大会初の東京(オリンピックスタジアム)開催となる。
ラベはインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に、「TOKYO 2020 OLYMPIC VILLAGE」と綴った写真を投稿。そこでは、チームウェアにマスク姿のラベが自室のベッドに笑顔で横たわっており、画像上には「Cardboard bed(段ボールベッド)」の文字の横のチェックボックスがチェックされている。移動してきたばかりで撮影したのか、早速段ボールベッドの寝心地を確かめたようだ。
今大会、チリ戦を除く4試合でゴールマウスを守ってきたラベ。決勝のスウェーデン戦でも守護神としての働きが求められる。