「遠慮なしの行動」 トッテナム韓国FWの「いいね」に英注目「再会を厄介に…」
ケインの合流遅れを批判する投稿に、ソン・フンミンが「いいね」を押す
トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは、マンチェスター・シティへの移籍を強行しようとしている。その態度について、トッテナムのチームメートは快く思っていないようだ。今夏、トッテナムと契約を延長した韓国代表FWソン・フンミンのSNSでの反応が話題になっている。英紙「メトロ」が報じている。
当初、2日からチームに合流する予定だったケインだが、2日と3日の練習を無断で欠席し、移籍願望を明確に示している。ケインは、クラブと紳士協定があり、移籍が認められると考えていたが、クラブは10番を手放すつもりはないという。トッテナムのファンのなかには、ケインが移籍を希望することに理解を示すものもいたが、今回の無断欠席や退団を求めるインタビューでの発言は、快く思われていない。
そして、ファンだけでなく、トッテナムのチームメートたちにも、不満は広がっているようだ。トッテナムのファンは、ケインの行動を批判するインスタグラムの投稿に、ソン・フンミンが「いいね」を押しているのを見逃さなかった。
トッテナムのニュースを紹介している「thfcsource」がインスタグラムで投稿したのは、「リマインダー。選手がクラブよりも大きくなることはない。ハリー・ケインFCはゼロトロフィー。トッテナムは26トロフィー」と書いたもの。これに対して、ソン・フンミンは「いいね」を付けている。
記事では、「ケインがトッテナムの練習場に戻った時、ソンの遠慮なしのSNSでの行動が、再会を厄介なものにさせるかもしれない」と、危惧している。
ケインはカリブ海でオフを過ごし日曜に戻ったため、帰国後5日間の隔離を経て、5日後の新型コロナウイルス検査を金曜日に受けてから、合流するのではないかと言われている。ただし、その状況はトッテナムには伝えらず、ケインの態度を不満に思ったダニエル・レヴィ会長は、これまで以上にケインを手放さない意思を固めたとされている。
(FOOTBALL ZONE編集部)