冨安健洋にインテルも関心? ボローニャ地元紙が報道「日本人を獲得する可能性がある」
今夏の去就が注目される冨安、地元紙はボローニャが売却する必要性があると指摘
ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、今夏移籍の可能性が報じられている。これまでアタランタとトッテナムからの関心が報じられてきたが、ボローニャの地元紙「イル・レスト・デル・カルリーノ」は、かつて日本代表DF長友佑都も所属したインテルも、移籍先候補の一つに挙げている。
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冨安については、アルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの放出が報じられているアタランタ、そして守備の補強を目指しているトッテナムが関心を抱いていると伝えられてきた。ボローニャのクラウディオ・ファヌッチCEOは、冨安の移籍交渉に進展がないことを明かしたが、記事ではボローニャが冨安を売却する必要性があると指摘している。
現在、ボローニャはベルギーのオーステンデに所属するベルギー人DFアーサー・シアテの獲得に乗り出している。すでに選手とは65万ユーロ(約8400万円)の5年契約、クラブとは700万ユーロ(約9億円)で移籍合意に達したという。この移籍金を確保するためにも、冨安を売却する必要があるボローニャだが、現時点でアタランタは2500万ユーロ(約32億円)以上を支払う見込みはないため、他クラブへの放出を目指しているようだ。
同紙によれば、プレミアリーグではアーセナルがスペイン代表DFエクトル・ベジェリンを放出対象とし、ボローニャに新たに加入したオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチの古巣ウェストハムも右サイドバックを探しているという。そして「イングランド代表FWハリー・ケインを放出すれば大金を得るトッテナムも、コートジボワール代表DFセルジュ・オーリエが退団を希望している」と、冨安のイングランドのクラブへの放出を基本線としながらも、インテルも「日本人を獲得する可能性がある」と伝えている。
今後も補強を続ける予定のボローニャは、冨安を売却して移籍金を得たい考えがあり、記事では「シニシャ・ミハイロビッチ監督を満足させるために必要な資金を得る方法は、冨安の売却だけ」としている。欧州のビッグクラブからも関心を抱かれている冨安は、2021-22シーズンをどこのユニフォームを着て戦うことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)