「悔しい思いは昨日で最後に」 久保建英がスペイン戦黒星から一夜、銅メダルへ決意の投稿

U-24日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
U-24日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

準決勝でスペインに敗れ、メキシコとの3位決定戦へ SNSに投稿「絶対勝ちましょう」

 U-24日本代表は3日に行われた東京五輪サッカー男子の準決勝で、U-24スペイン代表に延長戦の末に0-1で敗れた。トップ下で先発したMF久保建英は一夜明け、自身のインスタグラムに「悔しい思いは昨日で最後に」と綴っている。

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 準々決勝でニュージーランド代表をPK戦の末に下し、2大会ぶり3回目のベスト4進出を果たした日本は、立ち上がりからボールポゼッションで優位に立ったスペインを前に、カウンターからチャンスを窺う形で試合を展開。久保は前半43分に右サイドでMF堂安律との連係を見せ、中央に走りこんだMF旗手怜央にパスを通したが、旗手のシュートはブロックされてしまう。後半33分には自らペナルティーエリア内左でシュートを放ったが、GKに防がれて得点することはできなかった。

 延長戦からは堂安とともにベンチに下がった久保。チームは延長後半10分にFWマルコ・アセンシオにスーパーなゴールを決められ、自国開催の大会での金メダル獲得の夢は潰えた。

「何もないですね。出すことを全部やって負けたので、涙も出てこない。次ですね」

 試合後のフラッシュインタビューでこのように語っていた久保、敗戦から一夜明け、インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)に3位決定戦への思いを綴っている。

「あと1勝。悔しい思いは昨日で最後に。絶対勝ちましょう」

 また1968年以来、53年ぶりのメダル獲得の可能性を残している日本。有終の美を飾るべく、久保は気持ちを切り替えていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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