次節対戦するウェストハムのアラーダイス監督が手負いのマンUを警戒 「オールド・トラッフォードで厳しい戦いが待っている」

敵将は屈辱からの反発を予想

 ウェストハムのサム・アラーダイス監督は、27日に対戦するマンチェスター・ユナイテッドのリバウンド・メンタリティに警戒している。名門が英国営放送「BBC」が報じている。
 名門は前節レスター・シティ戦で3-5のショッキングな逆転負けを喫した。だが、老かいなアラーダイス監督は、彼らの屈辱的な逆転負けからの反発を予想していた。
「あのパフォーマンスで彼らは落胆しているだろう。だが、彼らはQPR戦で見せたパフォーマンスをまた見せて、我々を倒すために攻勢に出てくるだろう」
 ウェストハムは、20日に強敵リバプールを3-1で倒し、リーグ8位につける。12位と序盤に足踏みが続いているマンUよりも上の順位にいるのだ。アラーダイス監督は、敗北直後のマンUと対戦することについてこう続ける。
「巻き返しを想定している。彼らは傷ついている。彼らは軌道修正するにはフィールド上でわれわれを倒すこと以外ないことを知っている。われわれはそこに警戒している。ドローは私にとって素晴らしい結果になるだろう。ドロー以上は私の考えうる最高の結末だろう。私の選手はオールド・トラッフォードで厳しい戦いが待っていると覚悟している。あのスタジアムで選手のスキルとアビリティーを試したい」
 アラーダイス監督は不振に苦しむルイス・ファン・ハール監督を挑発するようなマインドゲームには出ず、相手の闘志を余計に高めるような隙は一切見せなかった。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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