五輪ベスト4、前半スコアレスのスペイン地元紙は久保建英を警戒 「日本で最も鋭利」
チャンスはあったものの、「最も出来の良くない前半」という評価
東京五輪の男子サッカー準決勝が3日に行われ、U-24日本代表はU-24スペイン代表と埼玉スタジアムで対戦。前半はスペインがボール支配率58%と日本を押し込む場面が見られたが、日本も粘り強く戦い、0-0で前半を終えた。スペインの各メディアは、自国の優位を伝えつつも、簡単なゲームになっていないことを伝えている。
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スペイン紙「マルカ」は、「この大会で、最も出来の良くない前半だった。しかし、前半にあった二つのチャンスは、いずれも私たちにあった」と、決定機を生かせなかったと報じた。
また、「AS」紙は「東京五輪における日本とスペインによる準決勝の前半は、ドローで終わった。ルイス・フエンテ監督の率いるチームは、ほとんどの時間帯で支配することができ、二つの明確なチャンスがあった。最初の(ミケル・)オヤルザバルがエリア内で放ったボレーシュートは枠を捉えられなかった。二つ目のラファ・ミルのシュートは谷(晃生)にブロックされた」と、スペインが優勢だったことを報じつつも、「一方、クボは日本で最も鋭利だった。いくつかの日本のチャンスを作り出した」と、レアル・マドリード所属の久保建英を警戒した。
また、ラストプレーでスペインの攻撃をしのぎ、カウンターに移ろうとした久保がボールを持った場面で、審判が前半終了の笛を吹いたことについて、「ムンド・デポルティーボ」紙は「審判が笛を吹いてくれて助かった。なぜなら、日本はカウンターを仕掛けようとしており、オスカル・ジルが対応して久保を倒していたら、2枚目の警告を受けていたかもしれない」と報じている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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