「涙も出てこない」 久保建英、五輪4強惜敗に悔しさ…スペインは「上手かったし強かった」
延長戦からベンチに下がった久保「出すことを全部やって負けた」
U-24日本代表は3日に行われた東京五輪サッカー男子の準決勝で、U-24スペイン代表に延長戦の末に0-1で敗れた。トップ下で先発したMF久保建英は、チャンスを作る場面もあったものの、延長戦に投入する際にベンチへ退いた。
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前半43分には右サイドでMF堂安律との連係を見せ、中央に走りこんだMF旗手怜央にパスを通したが、旗手のシュートはブロックされる。後半33分には自らペナルティーエリア内左でシュートを放ったが、GKに防がれて得点することはできなかった。
延長戦からは堂安とともにベンチに下がった久保は、試合後に「何もないですね。出すことを全部やって負けたので、涙も出てこない。次ですね」と短く答えた。
そして、対戦したスペインについて「上手かったし、強かったし、自分たちもプランを練って臨んだつもりだったが、一歩及ばなかった」と唇を噛んだ。
グループリーグの3試合でゴールを重ね、チームの準決勝進出にも大きく貢献した久保。53年ぶりのメダル獲得のためにも、グループリーグでも対戦したU-24メキシコ代表に勝つしかない。「次ですね」と気持ちを切り替えた久保の、再びの活躍に期待がかかる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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