冨安の“移籍先候補”に動き トッテナム、アタランタDF獲得へ65億円で合意間近か
トッテナムがロメロ獲得で最終オファー、アタランタはデミラル獲りに動くか
イングランド・プレミアリーグのトッテナムは、イタリア・セリエAのアタランタからアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロの獲得で最終オファーを投じたという。英衛星放送「スカイ・スポーツ」などが報じている。
同メディアによると、トッテナムからアタランタへのオファーは「最低でも4000万ユーロ(約52億円)」とされている。そして、アタランタは代役候補としてユベントスのトルコ代表DFメリフ・デミラル、ラツィオのブラジル人DFルイス・フェリペ、東京五輪に出場中でボローニャに所属するDF冨安健洋の名前が挙がっていると報じた。
そのなかで、同メディアに情報提供も行っている移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者は、自身の公式ツイッターでこの件に関する続報をレポート。それによるとアタランタへトッテナムが投じた最終オファーは5000万ユーロ(約65億円)前後で、間もなくアタランタと合意すると見られるとともに、スペインの強豪バルセロナはこの獲得レースに参戦してないとした。
そのうえで、トルコメディア「Fanatik」に加えてロマーノ記者も、アタランタは前述の候補からデミラルを選択。ユベントスは完全移籍に対して4000万ユーロを求める意向があるものの、買い取りオプション付きでの期限付き移籍オファーが準備されているとした。
冨安にとって今夏はボローニャからもう1ランク上のクラブへとステップアップするチャンスがあると昨季から予想され、アタランタとトッテナムはいずれもその移籍先候補として浮上していたが、東京五輪に参加して欧州から離れている間に両クラブは別の解決策を見つけようとしている模様だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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