インテル、ルカクは「非売品」 チェルシーから「130億円+1選手」オファーも断り
イタリアの移籍専門記者が相次いで投稿、今後さらなる好条件オファーの可能性も
イタリア・セリエAの強豪インテルが、エースのベルギー代表FWロメル・ルカクをなんとしてもキープするために、超高額オファーにも断りを入れたという。
チェルシーがルカク獲得に対して動きを見せていることは、英メディア「90min」もレポートのなかで「確認が取れている」と報じた。2011年にチェルシーに加入した時には思ったような活躍ができなかったが、それから10年が経ち「すべての条件は整った」としている。
一方で、イタリアからの情報はその一段階先にある模様だ。移籍市場を専門とするジャンルカ・ディ・マルツィオ記者とファブリツィオ・ロマーノ記者は、相次いでこの話題をツイッターに投稿。両記者の見解は、チェルシーが1億ユーロ(約130億円)にプラスしてMFマルコス・アロンソの保有権というオファーを投じたものの、インテルはルカクを「非売品」に設定して断ったと投稿した。
ただし、ディ・マルツィオ記者は「チェルシーから再度のアタックがあるかもしれない」ともレポートしていることから、今後さらなる好条件を提示する可能性がある。いずれにせよ、インテルはオーナーグループである中国家電大手の蘇寧グループが新型コロナウイルスの影響もあり、経営不振に。米オークツリー・キャピタルから3億3600万ドル(約367億円)の資金調達をする契約をしたとされるが、一方で3年以内に返済できなければインテルの経営権を失うという報道になっていた。
そうした状況であっても高額オファーに断りを入れたインテルは、それだけルカクをチームの不可欠な存在と認識しているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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