五輪女子サッカー、決勝カード決定! カナダとスウェーデンが初の金メダル懸け激突
準決勝でカナダがアメリカを、スウェーデンがオーストラリアをそれぞれ1-0で撃破
東京五輪の女子サッカーは2日に準決勝2試合が行われ、決勝はカナダとスウェーデンによる初の金メダルを目指す顔合わせになった。
第1試合は2004年から12年まで五輪を3連覇し、19年の女子ワールドカップ(W杯)も制した女王アメリカと、2大会連続で銅メダルのカナダによる北米対決になった。
カナダは後半29分、ペナルティーエリア内での接触プレーがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の進言と映像確認でPKと判定され、このチャンスをMFジェシー・フレミングが決めて1-0の勝利を収めた。
また第2試合はグループステージのG組でも対戦したスウェーデンとオーストラリアが再戦。リベンジを期したオーストラリアに対し、スウェーデンは後半1分にFWフリドリナ・ロルフォが先制ゴールを決めると、これが決勝点になった。準々決勝で日本を下したスウェーデンは、グループステージから合わせて大会5連勝で決勝に駆け上がった。
カナダは前述の銅メダル、スウェーデンは前回大会で銀メダルを獲得したのがこれまでの最高成績のため、どちらが勝利しても初優勝になる。また、カナダは女子W杯も含めた主要国際大会で初の決勝進出で、スウェーデンも女子W杯とも合わせて初の世界一に挑む戦いになる。決勝は7日の午前11時キックオフで開催予定。
また、6日の3位決定戦にはアメリカとオーストラリアが進出。オーストラリアは女子W杯も合わせて初のメダル獲得に臨む戦いになる一方で、アメリカは前回のリオデジャネイロ五輪でメダルを逃しているため、プレッシャーの掛かる一戦になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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