名門ミランの“救世主”!? 新戦力FWの評価上昇…伊メディア称賛「適材適所の人材」
チェルシーから獲得した元仏代表FWジルーのパフォーマンスに現地注目
イタリア・セリエAの名門ACミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチは、昨季終了後の6月に左膝の手術を実施。新シーズンに向けてリハビリを急ぐと報じられていたが、「ゆっくりと休むことができる」とイタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
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イブラヒモビッチは6月18日に左膝の内視鏡手術を実施したと報じられていた。セリエAの開幕は8月最終週の週末になり、その後はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)もスタートする。大黒柱のイブラヒモビッチには、そこに間に合わせてほしいという願望がクラブ内外にあることもレポートされていた。
その状況を一変させようとしているのが、今夏にイングランド・プレミアリーグのチェルシーから獲得した元フランス代表FWオリビエ・ジルーだ。すでにフランス1部ニースとのプレシーズンマッチでもゴールした新戦力の存在は、ミランにとって救世主になっているという。
「経営陣も監督も、この経験豊富な元チェルシーのストライカーが溶け込んでいることに満足しているようだ。リーグ戦デビューとなるサンプドリア戦でイブラヒモビッチが100%の力を発揮するとは思えないので、ジルーは公式戦でいきなり決め手となる可能性がある。マッサーラとマルディーニは、勝つことに慣れていて、経験とメンタリティーを持った選手をミラネッロに連れてくるために、事前に十分な準備をしてきた」
ここ2年ほどは移籍市場の時期が来るたびにイタリア行きが噂されたジルーだが、ミランでのスタートは上々のようだ。レポートでも「ジルーはミランを成長させるための適材適所の人材であり、ズラタンとともにその役割を果たすことになるだろう」と高評価。イブラヒモビッチにとっては、リハビリに専念して完全な状態でピッチに戻る猶予が与えられることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)