「歴史的快進撃」 五輪8強敗退も…初の快挙にNZ選手も誇り「素晴らしい日本を相手に…」
PK戦の末に日本に惜敗、4強入り逃すもMFベルは「誇らしい」
東京五輪サッカー男子で初の準々決勝進出を果たしたニュージーランドは、日本にPK戦の末に敗れ大会から姿を消した。それでも現地メディアは、“オリ・ホワイツ” (ニュージーランド五輪代表の愛称)の戦いぶりを「歴史的快挙」と絶賛。選手も開催国の日本相手のパフォーマンスを「誇らしい」と振り返っている。
グループBで韓国に1-0と勝利したニュージーランドは、同組2位で決勝トーナメントに進出。3度目の出場となった五輪で初めて8強に駒を進めた。
迎えた開催国・日本との決勝トーナメント1回戦は死闘となった。互いにチャンスは作るも得点が奪えない展開のまま、延長を含めた120分間が終了。勝敗はPK戦の結果に委ねられた。
日本が4人連続で成功させたのに対し、ニュージーランドは2人目のDFリベラト・カカーチェのキックが日本のGK谷晃生にセーブされ、さらに3人目のMFクレートン・ルイスは枠を外してPKスコア2-4で敗北。“オリ・ホワイツ”は開催国を相手に健闘を見せたが、準々決勝で惜しくも敗退となった。
現地メディア「stuff」は、ニュージーランドの8強進出を「歴史的快進撃」と紹介。また、同代表の8番MFジョー・ベルは「(10日間で4試合をこなした)選手たちが、素晴らしい日本チームを相手に120分間、100%の仕事をやり遂げた姿を見て私は誇らしい。このチームのキャラクター、そして選手個々のキャラクターを証明していたと思う」と語った。
日本と五角以上に渡り合ったニュージーランド。メダルには手が届かなかったものの、初の8強入りで選手たちは十分な手応えを感じていたようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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