PK戦の死闘、「正当性を証明できず」と最低評価は? 英記者がNZ戦“先発11人”を採点
久保は「プレーメーカーとして機能」
【MF】
■遠藤 航(シュツットガルト) 6点
開始10分に放った林へのクロスで決定機が生まれていれば、ここまでの死闘にならずに済んだが……。10日で4試合の日程で疲労は明白。もはや万全ではない。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
■田中 碧(デュッセルドルフ) 6点
開始30分はミスが散見されたが、そこから向上。強烈なミドルも放った。
■久保建英(レアル・マドリード) 7点
今大会最も影響の少ないパフォーマンスだったが、プレーメーカーとして機能。厳しいマークでも違いを見せようとしたが、いかなる名手も毎試合決勝点を決めることはできない。
■堂安 律(PSV) 7点
酒井欠場の影響でこれまで以上に中央でプレー。ドリブルとキープ力で脅威を与えたが、ゴールは奪えず。
■相馬勇紀(名古屋グランパス) 6点
左サイドで攻守に奮闘。久保とのワンツーで好機も作ったが、ニュージーランド守備陣を瓦解させることができず。
【FW】
■林 大地(サガン鳥栖) 5点
上田の代わりに再び先発したが、シュート0本に終わるなど正当性を証明することはできず。フランス戦で上田が前線で示した存在感を表現できなかった。
(マイケル・チャーチ/Michael Church)
page1 page2
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。