「レアルに戻る? そうは思わない」 エバートンMFハメス、恩師との“再会の噂”を否定
プレミア2年目を迎えるエバートンのハメスが自身の去就に言及
エバートンのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、恩師であるカルロ・アンチェロッティ新監督が就任した古巣レアル・マドリーへの復帰を否定したという。英紙「デイリー・メール」が報じた。
ジネディーヌ・ジダン監督の率いるレアルで冷遇されたハメスは2020年9月、レアルとバイエルン・ミュンヘンで師事したアンチェロッティ氏が監督を務めるエバートンへ2年契約で加入した。シーズン序盤こそ抜群のセンスで攻撃陣を牽引するも、昨年12月と今年3月に相次いでふくらはぎを負傷するなど徐々に失速。シーズン終盤にはベンチ外が続き、加入初年度はリーグ戦23試合6ゴールと思うように結果を残すことができなかった。
新シーズンの挽回が期待されるハメスだが、アンチェロッティ監督がレアル指揮官に復帰したことに続き、レアルに復帰するのではと噂されていた。退団が囁かれるなか、ハメスはストリーミングサイト「Twitch」で自身の去就に言及したと、英紙「デイリー・メール」が報じている。
「何が起こるか分からない。どこでプレーするのか分からない。サッカーでも人生でも何もわからないということはよくある。僕が知っているのは一生懸命トレーニングをしてしっかりと準備をし、自分自身のためにトレーニングをすることだ。ただ、複雑であり、誰かが自分を必要としている場所にいなければならない」
さらに「レアルに戻るかって? いや、そうは思わない。それはクローズドサイクルであり、僕は繰り返さないよ」と古巣レアルへの復帰の噂を一蹴した。
2014年のブラジル・ワールドカップで得点王に輝き、その名を轟かせたハメスは7月で30歳を迎えた。ポルトガル、フランス、スペイン、ドイツ、イングランドと欧州各国リーグを渡り歩いてきたハメスの今後の去就に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)