久保のレアル“残留支持率”は88% スペイン紙がアンケート実施「ファンは求めている」
五輪3戦連発で評価上昇、現地紙は「残留は簡単なことではない」とも指摘
U-24日本代表MF久保建英は、東京五輪サッカー男子のグループリーグ3試合で3得点とチームを牽引している。来季はレアル・マドリードでプレーできるのかどうか去就が注目を集めているが、スペイン紙「マルカ」英語版の読者アンケートではおよそ90%が「レアル残留」を求めた。
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バルセロナ下部組織出身の久保は、2019年夏にFC東京からレアルへ完全移籍。19-20シーズンはマジョルカ、20-21シーズンは前半戦にビジャレアル、後半戦にヘタフェへそれぞれ期限付き移籍して経験を積んだ。3季目となるシーズンを前に、東京五輪での活躍で存在を強烈にアピールしている久保だが、スペインメディアではレアル・ソシエダからの関心が伝えられているほか、オファーによっては完全移籍での放出もあり得るのではとも報じられていた。
しかし、その一方でファンは久保のマドリード残留を望んでいるようだ。スペイン紙「マルカ」英語版のウェブサイトで行われた「レアル・マドリードは久保を残留させるべきか?」というアンケートでは、3000以上の投票が行われたなかで「YES」の回答、つまり「残留させるべき」が88%という圧倒的な結果となった。同紙は「ファンは21-22シーズンのレアル・マドリードに久保を求めている」との見出しで報じている。
クラブの外国人枠(EU圏外選手枠)や財政問題の影響から、同紙は「残留は簡単なことではない」とも指摘しているが、母国開催の五輪で3試合連続ゴール中と大暴れのレフティーの活躍を、レアルでも見たいと感じているファンはやはり多いようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)