独サッカー代表、東京五輪への”感謝のメッセージ”が反響 「おもてなしをありがとう」
GL敗退が決まり東京五輪への感謝の思いをSNSで投稿
東京五輪のサッカー男子・ドイツ代表は、28日のグループリーグ(GL)第3戦・コートジボワール戦で1-1と引き分け、準々決勝進出とはならなかった。今大会からの敗退が決まったなか同代表の公式SNSが更新され、ドイツ語と日本語で感謝の思いを綴っている。
ドイツは東京五輪に向けて万全の体勢を整えられず、所属クラブや選手から招集を拒まれた関係で登録メンバー数(22名)を満たせなかった。その影響からか、GL初戦でブラジルに2-4で敗戦。その後の、サウジアラビア戦(3-2)、コートジボワール戦の2試合を1勝1分で乗り切ったものの、グループ3位となり敗退が決まった。
大会を終えたチームは解散となるなか、同代表の公式SNSが更新され、大会終了後のメッセージがドイツ語で綴られている。その内容は、今大会でまさかのGL敗退で終わった無念の思いとともに、東京五輪へ参加できたことへの感謝の思いがしたためられたものだ。
「残念ながら、オリンピックの夢は今日、打ち砕かれてしまいました。我々が望んでいたよりもずっと早く。メダルの夢だけではなく、すでに2度訪れることができたオリンピック村への入居も夢ではありませんでした。他のアスリートとの出会いや、特別なオリンピック精神に非常に感銘を受けました。だからこそ、3回目に行くことができなかったことを、より悲しく、残念に思っています。私たちは@teamdeutschlandの一員であることを誇りに思い、これからは自宅でドイツ選手を応援します。皆さんが東京でたくさんの楽しみ、成功、そして素晴らしいオリンピック体験をすることを祈っています」
さらに、文面の最後には日本語で「温かいおもてなしをありがとうございました!さようなら!」とも綴られ、日本に対する敬意も表現。母国ファンからは「勝ち負けよりも重要なことを示している。どうもありがとう」「オリンピアで競い、戦ったすべての選手たちに大きな敬意と感謝を捧げます」といった感謝の声が寄せられ、日本のファンからも「この状況で東京オリンピックに参加してくださって、ありがとうございました」「またきてください」などと反響が寄せられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)