「美しい」 リバプール南野、サラーと”華麗な連係弾”…テストマッチでの一撃を英称賛
ヘルタ・ベルリンとプレシーズンマッチで先発、サラーのヒールパスを受け右足でゴール
リバプールは現地時間29日、合宿地のインスブルック(オーストリア)でヘルタ・ベルリンとプレシーズンマッチを行い、3-4で敗れた。この試合の前半終了間際、日本代表MF南野拓実が2-2に追いつく同点ゴールを奪取。エースのエジプト代表FWモハメド・サラーとの華麗な連係弾に、英メディアは「美しいゴール」と賛辞を送っている。
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ヘルタ・ベルリンとのテストマッチで、南野はサラー、セネガル代表FWサディオ・マネとともに前線でスタメン出場した。すると1-2で迎えた同42分、ギニア代表MFナビ・ケイタからのスルーパスにペナルティーエリア内でサラーが反応すると、そのまま後方へヒールパス。これに走り込んだ南野が右足でゴールネットを揺らした。
南野は前半のみの出場となり、チームはその後2失点。イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンのゴールで1点差まで詰め寄るも3-4で敗れた。
そんななか、サラーとの華麗な連係からの南野のゴールについて、英メディア「Empire of the Kop」は「タキ・ミナミノがサラーと連係してリバプールの美しいゴールを決める」と見出しを打ち注目。記事では「南野拓実は、モハメド・サラーとの見事な動きでゴールを決めた」と称えた。
南野はリバプール2年目の昨季、プレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)でリーグ戦初ゴールを決めたが、激しいポジション争いのなかで徐々に序列が後退。今年2月にサウサンプトンへの期限付き移籍を決断し、最終的にリーグ戦10試合2ゴールを記録した。
新シーズンへの去就を巡って様々な報道が出るなか、現在はリバプールの一員としてプレシーズンを送っており、実戦機会でアピールに成功した。