ミランがイブラの年俸捻出へ苦肉の”在庫一掃セール”! 本田ら10選手叩き売りで争奪戦参戦狙う
伊メディア報じる バッカ、ボナベントゥーラもセール対象に
巨額の赤字に苦しむACミランは、復権への切り札であるカリスマの帰還に向けて必死の金策に走っているという。パリ・サンジェルマン(PSG)を今季限りで退団するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に必要な巨額年俸を捻出するために、日本代表FW本田圭佑ら現有戦力を一掃セールに出る可能性が浮上している。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、「ミラン、イブラのために奔走。売って可能性を作る」と報じている。
強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOは、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ獲得におけるハードルは高額年俸が全てだと発言。そのため、ミランはお手上げ状態だと見られていたが、その裏では懸命に金策に走っているという。
現状、ミランの前線には期限付き移籍で他クラブに所属する選手や、3トップの際にウイングとして起用される選手を合わせると、日本代表FW本田圭佑を含めた10人の選手が名を連ねている。そして、そのほとんどがイブラヒモビッチ獲得のための金策に動く対象だとしている。
まず、ローマとの完全移籍の交渉が合意に至ったとされるFWステファン・エル・シャラウィがチームを去る。そして元ガーナ代表MFケビン=プリンス・ボアテングと、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリがチームを離れることも、シルビオ・ベルルスコーニ会長によって明らかにされている。さらに、チームにとって必要不可欠と思われたイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラもミランでの将来に不安を残すコメントを発しており、移籍金次第では放出される可能性が浮上しているという。
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