「決定的な存在だった」 R・カルロス、イタリア代表の名手を絶賛「銅像を建てるべき」
チェルシーでCL、イタリア代表でEUROを制したジョルジーニョに賛辞
チェルシーに所属するイタリア代表MFジョルジーニョは2020-21シーズン、クラブでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制し、代表でも欧州選手権(EURO)を制す素晴らしい功績を手にした。かつてレアル・マドリードなどで活躍した元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏は、イタリア紙「ラ・レプッブリカ」でブラジル出身のMFを称賛している。
チェルシーで2020-21シーズンの公式戦43試合に出場し8ゴールを記録したジョルジーニョは、同クラブでCL制覇に大きく貢献すると、イタリア代表として臨んだEUROでも優勝の立役者となった。かつてチェルシーでプレーした元イタリア代表FWジャンフランコ・ゾラ氏も、「バロンドールにふさわしい」と絶賛したが、ロベルト・カルロス氏もそのプレーぶりを絶賛した。
「どんなチームであっても、ジョルジーニョのような選手は必要だよ。ブラジル代表であってもね。彼はテクニックがあり、視野が広く、冷静で落ち着いている。常に正しい選択ができるんだ。また、彼はボールを奪い返す術にも長けている。ポジショニングはセンセーショナルだ。彼はチェルシーにとっても、イタリア代表にとっても、決定的な存在だった。EUROとCL制覇に貢献した。イングランドのファンは、彼の銅像を建てるべきだよ」と主張した。
ジョルジーニョを擁するイタリアが、決勝で破った相手が、まさにそのイングランド代表だっただけに、チェルシーのファンも複雑な気持ちが強いかもしれない。それでも、ブラジル代表のレジェンドが、同国代表ではなくイタリア代表を選択した選手であるにもかかわらず、手放しで称賛するほど、ジョルジーニョのパフォーマンスは素晴らしかったということだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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