なでしこJ、再三のチャンス活かせず… チリを押し込むも前半0-0でハーフタイムへ
ベスト8進出を懸け、グループ3戦目でチリと対戦
なでしこジャパン(日本女子代表)は、27日に東京五輪のグループステージ最終戦チリ戦に臨み、これまでの得点力不足を払拭できず前半を0-0で終えた。
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ここまで2試合を1得点で1分1敗の日本は、他グループの状況からも勝利すればグループ2位、もしくは3位でも準々決勝に進出。引き分けの場合は3位となり30分遅く始まるF組の結果次第、敗戦の場合は4位敗退という状況でキックオフを迎えた。センターバックにDF宝田沙織が今大会初出場し、MF林穂之香もスタメン出場するなど、第2戦のイギリス戦から多くのメンバーを入れ替えた。
日本は立ち上がりからオープンな展開を辞さない攻撃的な入りを見せた。その中でセットプレーからピンチも招いたものの、前半17分にはペナルティーエリア内まで進出したMF杉田妃和が相手GKと1対1のチャンスを得たが、大会トップクラスのGKと評判のクリスティアネ・エンドレルに左足でセーブされてしまった。同21分にもFW岩渕真奈が切り込んだが、シュートはギリギリのところで相手DFにブロックされた。
日本はその後の時間帯もアタッキングサードまで進出する場面は作ったものの、全体的なプレー精度を欠いて無得点で前半を終えた。チリも勝利すればベスト8進出の可能性を残すだけに、後半は崖っぷちの両チームによる激しい戦いが予想される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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