東京五輪選手村内で母国の卓球代表選手と軽快なラリーを披露

　東京五輪に参戦中のU-24スペイン代表MFペドリ（バルセロナ）が、選手村内で卓球をプレーする姿が話題になっている。母国の卓球代表選手と軽快なラリーを繰り広げているシーンに、海外メディアは「周囲を驚かせた」と熱視線を送った。

　ペドリは昨夏にラス・パルマスからバルセロナへ移籍。アンドレス・イニエスタの後継者とも目されるテクニシャンで、A代表の一員として出場した今夏の欧州選手権（EURO）ではベストイレブンにも選出された注目タレントとして知られる。

　そんな18歳の逸材が、東京五輪の選手村で他競技をプレーしているシーンが話題に。同じく東京五輪のスペイン代表選手で、卓球のマリア・シャオと軽快なラリーを繰り広げている動画がSNSで拡散。遊びの一環とはいえ、卓球の五輪代表選手を相手に堂々たる腕前を見せているのだ。

　これにスペインメディアが反応。同国紙「マルカ」が「この子は何でも上手い！　スペインの卓球オリンピック選手を相手にしたペドリのポイント」と見出しを打ち注目すれば、同国メディア「ElNacional.cat」でも「バルサとスペイン代表のスター選手の一人であるペドリは卓球の試合をして周囲を驚かせた」と綴っている。

　サッカー界の有望株として、類まれな技術をピッチ上で披露してきたペドリ。ひとたびピッチを離れれば、”手”を使って高度な技術を見せる意外な一面も覗かせていた。