「現実的には…」 ”恐怖タックル”被害のスペイン10番、足首再検査も復帰は困難か
エジプト戦で足首負傷のセバージョス、8月の準決勝、決勝出場へ一縷の望みを懸ける
U-24スペイン代表の”10番”MFダニ・セバージョス(レアル・マドリード)は、22日のグループリーグ初戦エジプト戦(0-0)で左足首を踏みつけられ、負傷交代を余儀なくされた。負傷箇所は大きなあざが残り、痛々しい姿が海外メディアでも取り上げられたが、準決勝以降の復帰に一縷の望みをかけて、再検査を受けるという。
オーバーエイジ枠で招集された”10番”のセバージョスは、エジプト戦の前半41分、FWタヘル・モハメドとルーズボールを競り合った際、左足首を思い切り踏まれ悶絶。セバージョスは自力で立ち上がったものの、足を引きずりながらピッチを後にしたシーンに北アイルランドメディア「Daily Cannon」が「ダニ・セバージョス、五輪での恐怖のタックルで負傷」と綴るなど、痛ましい瞬間が海外でも話題になった。
負傷から一夜明け、セバージョスは自身の公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)内で負傷後の足首を公開。大きなあざが残った痛々しい状態で、28日のグループリーグ最終戦アルゼンチン戦は欠場が決定的で、31日の準々決勝(ベスト8)にも間に合わない状況もあり得るとされていた。
そのなかで、スペイン紙「AS」によれば、グレード2の捻挫と診断されていたセバージョスは東京で検査を受け、8月3日の準決勝、同7日の決勝に出場できる可能性があるかどうか判断するという。代表チームのトレーナーと回復に努めているが、同紙は「現実的には非常に困難」と見立てている。
優勝候補とされるスペインにとって、セバージョスの状態は気にかかるところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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