久保建英は「一つ違うレベルにいる」 闘莉王が“威圧感”絶賛「メキシコの平常心奪った」

陰のMOMには相馬、献身的な動きでSB中山の負担を軽減させた
そして陰のMOMには相馬勇紀を選びたい。全体を通じて良い活躍をしていた。相馬の仕掛けから2点目のPKが生まれているが、全体的な活躍が素晴らしく、プレッシングや献身性が機能している。キーマンでもあるメキシコの10番(ディエゴ・ライネス)を抑えたのは相馬のおかげ。10番がほとんど目立たず、サイドバックの中山雄太の負担を物凄く軽減させていた。
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相馬は戦術的に重要なピースになっていた。五輪という短期決戦では、大会中に急成長を果たす選手がいる。見えてくる風景も変わってくるケースもある。そんな選手が増えてくれば、日本サッカーに大きなプラスになるはずだ。
[プロフィール]
田中マルクス闘莉王/1981年4月24日、ブラジル出身。渋谷幕張高を卒業後、2001年に広島でJリーグデビュー。03年に日本国籍を取得し、04年アテネ五輪に出場した。その後は浦和でJ1とACL初制覇、名古屋でもJ1初優勝に貢献。06年にはJリーグMVPを受賞した。日本代表としても43試合8得点の成績を残し、10年南アフリカW杯ベスト16進出の立役者に。19年限りで現役引退。Jリーグ通算529試合104得点で、DF登録選手の100得点はリーグ史上初。現在は公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」でも活動中。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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