「何かを持っている」 元日本代表DFが称える、日本の“ラッキーボーイ的存在”は?
守備では板倉、攻撃では林がチームに貢献
もっとも、日本は最終ラインの軸の1人と目されたDF冨安健洋が怪我の影響で2試合連続ベンチ外、チーム発足から最もゴールを挙げてきたFW上田綺世も故障による調整遅れでベンチスタートが続く状況。そのなかで、“代役”を務めるDF板倉滉とFWは林大地のパフォーマンスを栗原氏は高く評価する。
「冨安というスペシャルな選手がいるというだけで、板倉はもともと実力のある選手で、問題なくやっている。メキシコ戦では背負われて前半1本危ないシーンはあったけど、寄せてコースを限定して、後半難しい処理の場面にも対応した。不安を感じさせるところはほぼなく、周囲とのコンビネーションもいい。セットプレーからの得点力に関しては冨安以上かもしれないので、フランス戦にも出場するならそこにも期待したいです。1トップの林は最初バックアップメンバーだったのが、2試合連続でスタメン起用。チームに貢献しているし、何かを持っているラッキーボーイ的存在になっています」
メキシコ戦で途中出場したFW前田大然、MF三笘薫を含めて、「相手からしたら厄介な選手が多いし、次から次へと新しい武器が出てくる」と語る栗原氏。28日に行われるフランス戦の勝利にも大いに期待していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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