久保建英は「偉大な主人公の一人」 五輪での”躍動”を海外称賛「レベルが高い」

南アフリカ戦に続きゴールを決めたMF久保建英【写真:Getty Images】
南アフリカ戦に続きゴールを決めたMF久保建英【写真:Getty Images】

メキシコ戦で2試合連続ゴール、五輪本大会での活躍ぶりにスペインメディア注目

 U-24日本代表MF久保建英は、東京五輪サッカー男子グループリーグ第2戦の強豪メキシコ戦(2-1)で2試合連続ゴールとなる先制弾を叩き込み、2連勝に貢献した。得点以外にも、鋭い突破でチャンスメイクするシーンを見せるなど、メキシコ戦での好パフォーマンスにスペインメディアも熱視線を送っている。

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 久保は、22日のグループ初戦・南アフリカ代表戦(1-0)で殊勲の決勝ゴールをマーク。日本を白星スタートに導く活躍を見せたことで、メキシコ戦でのパフォーマンスにも熱視線が注がれたなか、いきなり結果を残した。開始6分、右サイドでDF酒井宏樹からパスを受けたMF堂安律がマイナスのクロスを送ると、中央へ走り込んだ久保が左足トーキックでシュートを放ち、2試合連続となる先制ゴールを決めた。

 その後も卓越した技術と突破力で、チャンスメイクを果たした久保。南アフリカ戦に続く好パフォーマンスで日本のグループリーグ2連勝に貢献した姿に海外メディアも注目し、スペインメディア「Okdiario」は「アンチェロッティの門を叩いた久保:再びゴールを決め日本代表の勝利に貢献」と見出しを打ち、「久保建英は、東京2020オリンピックにおいて、非常にレベルが高い。彼の素晴らしいパフォーマンスにより、マドリディスタは再び大会2日目の偉大な主人公の一人となった」と、賛辞を送っている。

 久保は現在、所属クラブでのレンタル期間を終えているため契約上、レアルへ復帰する形となっているが、来季の動向は現在のところ不透明だ。レアルはイタリア人のカルロ・アンチェロッティ新監督の下、チーム構成を大きく軌道修正する可能性が指摘され、そのなかで久保は再レンタルされる方向が有力。新天地候補としてレアル・ソシエダやマジョルカなどが挙がっている。

 そうした状況を踏まえ、記事では「レアル・マドリードの日本人選手にとっては、これが2つ目のゴールであり、アンチェロッティを説得して残留させ、サンティアゴ・ベルナベウで勝利を収めることを夢見続けている」とも綴られている。五輪での活躍が去就動向にどれほど影響を及ぼすかは定かではないが、今後も同様の活躍が続けば、自身の評価を上昇させる可能性があるのは間違いないだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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