「突破口発見に失敗」 英メディアが手倉森J南野、野津田の奮闘評価もチームのフィニッシュ能力の低さを指摘
アーセナル、チェルシーの若手が先発
「日本がイングランドに対して前線からプレスをかけ、チェンバースがタクミ・ミナミノに置いていかれる場面もあった。ハーフタイム後にロフタス・チークが投入されたが、ノツダのバー直撃シュートを浴びた場面までは、ほとんど自陣にくぎ付けにされてしまった」と1点を追う日本の果敢さに後手を踏んだことを認めた。
ただそれと同時に「日本はより危険なプレーを仕掛けようとし続けていたものの、イングランドが試合中に進歩したことで突破口を見つけることが出来なかった」とも指摘。大会通じて高まらなかったフィニッシュの精度をサッカーの母国メディアも見逃さなかった。
2歳下の選手との対戦が続いたトゥーロン国際大会で1勝3敗、4ゴールという結果に終わった。最終ラインに負傷者が続出している点も気がかりだが、攻撃面での課題もあぶり出されたのは確かだった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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