U-24日本代表、メキシコ戦出場全14選手「パフォーマンス査定」 “圧巻プレー”の4人は?

メキシコ戦に出場した選手たちの評価に注目【写真:Getty Images】
メキシコ戦に出場した選手たちの評価に注目【写真:Getty Images】

U-24メキシコ代表に2-1勝利 出場メンバー14選手を5段階査定

 森保一監督の率いるU-24日本代表は25日、東京五輪のグループリーグ第2節を迎え、埼玉スタジアムで難敵メキシコ代表と対戦した。初戦でフランス代表に4-1と快勝し、グループ首位に立っていた相手に対し、日本は開始早々の前半6分にMF久保建英(レアル・マドリード)が先制点を挙げると、その5分後にもMF堂安律(PSV)がPKを決めてリードを広げる。

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 後半はメキシコが反撃に転じ、守勢となる時間帯が長くなったが、カウンターで抜け出した堂安を止めにきたDFホアン・バスケスが一発退場となり、日本は数的優位を得た。その後、セットプレーから今大会初失点を喫したが、2-1で逃げ切った日本が連勝を飾った。グループリーグ2連勝という結果をつかんだ試合で、各選手はどのようなパフォーマンスを見せたのか。出場14選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。

<GK>
■谷 晃生(湘南ベルマーレ)=★★★★☆
 前半17分のマルティンの反転シュートを落ち着いて処理。ボールを見失う形で今大会初失点を喫したが、試合終了間際にはビッグセーブでゴールと勝ち点3を守った。

(出場なし)
大迫敬介(サンフレッチェ広島)

<DF>
■酒井宏樹(浦和レッズ)=★★★★★
 開始早々に縦パスを堂安に通して、先制点の起点になる。右サイドでの守備は堅く、1対1で相手を止め、シュートをしっかりブロックする場面も。ピンチを招く場面も皆無に等しかった。

■吉田麻也(サンプドリア)=★★★★☆
 ハイボールやロングボールに対して、高さと強さを持ってはじき返す。最終ラインをコントロールしながらも、カバーリングも的確にこなし、守備に安定感をもたらした。

■板倉 滉(フローニンゲン)=★★★☆☆
 全体的には南アフリカ戦に続き、安定した守備を見せた。後半18分にオフサイドに助けられたが、後方からペナルティーエリア内に侵入してくる相手を見逃し、あわや失点の危ない場面も。

■中山雄太(ズウォレ)=★★★★☆
 初戦よりも守備のタスクが求められたなかで、対峙したFWディエゴ・ライネスに粘り強く対応して決定的な仕事をさせなかった。数的優位となってからは、前に出てクロスを入れる場面も見られた。

(出場なし)
旗手怜央(川崎フロンターレ)
橋岡大樹(シント=トロイデン)

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