主将DF吉田麻也、難敵メキシコ撃破に見解 「相手のやり方は分かっていた」
久保、堂安のゴールで2-1勝利、2連勝で決勝トーナメント進出へ大きく前進
東京五輪サッカー男子のグループリーグ第2戦が25日に行われ、A組の日本はメキシコとの一戦に臨み、MF久保建英の2試合連続となる先制ゴールとMF堂安律のPKで2-1の勝利。2連勝で決勝トーナメント進出に優位な状況を手にしたなか、主将DF吉田麻也は「すべて出し切るつもりでやった」と、この一戦を振り返った。
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日本は立ち上がりの前半6分、右サイドでパスを受けた堂安が右足でマイナスのラストパスを出すと、走り込んできた久保が押し込み幸先良く先制。さらに同10分、ペナルティーエリア内左からクロスを上げたMF相馬勇紀への反則が認められPKを獲得すると、これを堂安が左足で豪快に決めた。
リードを2点に広げ、さらに後半には相手に退場者が出て数的優位に立った日本。それでも後半40分、フリーキックから1点を返され、終盤は相手の反撃にあったものの、最後まで1点リードを守り切りグループ2連勝を飾った。
最終ラインを牽引した主将の吉田は、試合後のフラッシュインタビューで「この2試合目が大事だと分かっていたので、すべて出し切るつもりでやった」と、難敵メキシコとの一戦に言及。「相手のやり方は多少分かっていた。1試合目の映像も見ていたので。ウィークポイントを突いて2点を取れたのでだいぶ楽になった」と、見解を示した。
日本は2連勝で決勝トーナメント進出へ大きく前進。フランス代表との3戦目では引き分け以上で、無条件でのグループリーグ突破が決まる状況になったが、「まだ決まったわけではなく、フランスにも可能性が残っているので難しい試合になると思う。良いリカバリーをしていきたい」と次戦を見据えた。
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