「五輪への夢が絶たれる可能性」 スペイン10番、”恐怖タックル”被害の足首に英注目
エジプト戦で足首負傷のセバージョス、痛々しい足首の状態が話題に
東京五輪サッカー男子の金メダル候補とされるスペイン代表の”10番”MFダニ・セバージョス(レアル・マドリード)が、22日のグループリーグ初戦・エジプト代表戦(0-0)で足首を踏みつけられ、負傷交代を余儀なくされた。その後、自身のSNS上で負傷箇所が公開され話題になっているなか、英メディアは「オリンピックへの夢が絶たれてしまう可能性がある」と、大きなあざが残った痛々しい姿に注目している。
オーバーエイジ枠で招集された”10番”のセバージョスは、エジプト戦の前半41分、FWタヘル・モハメドとルーズボールを競り合った際、左足首を思い切り踏まれ悶絶。セバージョスは自力で立ち上がったものの、足を引きずりながらピッチを後にしたシーンに北アイルランドメディア「Daily Cannon」が「ダニ・セバージョス、五輪での恐怖のタックルで負傷」と綴るなど、痛ましい瞬間が海外でも話題になった。
負傷から一夜明け、セバージョスは自身の公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)内で負傷後の足首を公開。大きなあざが残った痛々しい状態が反響を呼び、海外メディアも続々と反応している。英紙「デイリー・スター」は「ダニ・セバージョスがオリンピックでの大怪我で痛めた足首を披露」と見出しを打ち、「グループリーグ開幕戦のエジプト戦で負った足首の怪我の状態を明かしたことで、ダニ・セバージョスのオリンピックへの夢が絶たれてしまう可能性がある」と、状態の悪さを驚きを持って報じた。
なお、スペイン紙「AS」によると、セバージョスのグループリーグ欠場は決定したとされ、準々決勝(ベスト8)にも間に合わない状況もあり得るという。腫れが24時間経っても引かないの左足首の全治期間ははっきりと分かっておらず、仮にチームが上位に勝ち上がっても五輪のピッチで戦う道が絶たれてしまう可能性も出てきた。