五輪初戦で”恐怖タックル”被害…スペイン代表”10番”、痛々しい足首公開に海外注目
エジプト戦で足首負傷のセバージョス、大きなあざが残った痛々しい足首をSNS上で公開
東京五輪サッカー男子の金メダル候補とされるスペイン代表は、22日のグループリーグ初戦でエジプト代表と対戦してスコアレスドローに終わった。この試合の前半に足首を踏みつけられ途中交代した”10番”MFダニ・セバージョス(レアル・マドリード)が、負傷後の足首をSNS上で公開。大きなあざが残った痛々しい状態に、海外メディアが注目している。
今大会の優勝候補筆頭とされるスペインは、エジプトとのグループ初戦でボール支配率57%対43%と優位に立ちながらもゴールをこじ開けられず引き分けに。さらにこの試合では、DFオスカル・ミンゲサ(バルセロナ)とオーバーエイジ枠で招集された”10番”のセバージョスが負傷交代を余儀なくされるアクシデントにも見舞われる。
とりわけ注目を集めたのが、セバージョスの負傷シーンだ。前半41分、エジプトFWタヘル・モハメドとルーズボールを競り合った際、左足首を踏まれ悶絶。セバージョスは自力で立ち上がったものの、足を引きずりながらピッチを後にしたシーンに北アイルランドメディア「Daily Cannon」が「ダニ・セバージョス、五輪での恐怖のタックルで負傷」と綴るなど、痛ましい瞬間が海外でも話題になった。
負傷から一夜明け、セバージョスは自身の公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)内で負傷後の足首を公開。大きなあざが残った痛々しい状態に、英紙「ザ・サン」は「セバージョスが足首の恐ろしい写真を公開」と見出しを打ち、「24歳のセバージョスは、試合の24時間後に自身のインスタグラムに近況を投稿し、怪我の状態がほとんど改善されていないことを示した」と熱視線を送っている。
スペイン紙「AS」によると、太ももを負傷したミンゲサとともに、2選手は1週間から10日間の欠場を余儀なくされるとのことで、グループリーグの復帰は絶望的。スペインが上位進出を果たしたとしても、準々決勝にも間に合わない可能性が高いといい、金メダル獲得に向けて大きな代償を払うことになってしまった。