元リバプール戦士の貫禄!? アイルランドの劇的50mロング弾に反響「信じられない」

FWグレン・マコーリーのロングシュートに注目(写真はシェルボーン時代のもの)【写真:Getty Images】
FWグレン・マコーリーのロングシュートに注目(写真はシェルボーン時代のもの)【写真:Getty Images】

アスローンのFWマコーリーが延長後半アディショナルタイムに劇的同点弾

 アイルランドの国内カップ戦「FAIカップ」1回戦が現地時間23日に各地で行われ、アスローン・タウン対ウォーターフォードの一戦は、PK戦の末にアウェーのウォーターフォードが勝利した。そのなかで、延長後半アディショナルタイムに飛び出した、“センターサークル弾”が注目を集めている。

 試合は壮絶な打ち合いとなり、延長後半アディショナルタイムの時点で敵地に乗り込んだウォーターフォードが途中で10人と数的劣勢になりながら4-3とリード。決着はついたかと思われたが、土壇場に衝撃の一撃が飛び出した。

 アスローンはキックオフと同時に、センターサークル内にいたFWグレン・マコーリーへバックパス。身長190センチを誇る21歳は、短く助走を取って右足を振り抜くと、鋭いボールが相手ゴールへ向かい、GKの手を弾いてそのままネットに突き刺さった。

 アイルランドリーグ公式ツイッターは、「なんてこった! グレン・マコーリーが信じられないゴールでハットトリックを達成して同点に。試合はPK戦へ突入!」と動画を公開。海外のファンからも「信じられないシーンだ」「美しい瞬間」「なんて一撃だ」といった声が上がっている。

 マコーリーはリバプール下部組織出身で、リバプールのトップチームとも契約。ビッグクラブでは出番を掴めないまま、2019年に母国のアイルランドへ移籍した。

 アスローンはPK戦スコア2-4で1回戦敗退となり、アイルランドの国際テレビチャンネル「RTE」は「アスローンはマコーリーのワンダーゴールにもかかわらず敗退」と伝えたが、マコーリーの“センターサークル弾”はその名を轟かせることになった。

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