「極上」「最大の脅威」と絶賛した選手は? 英記者、南アフリカ戦“先発11人”を採点
不発に終わったFW林は「決定機で決めるべきだった」
【MF】
■遠藤 航(シュツットガルト) 6点
また堅実なプレー。ボールの散らしもスムーズ。だが、後半の警告はあまりに不用意と言わざるを得ない。次戦では警告を回避しなければいけない。
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■田中 碧(デュッセルドルフ) 7点
中盤で強烈な存在感。久保への寸分違わぬパスで、決勝ゴールをお膳立てした仕事は値千金だった。
■堂安 律(PSV) 6点
堂安の夜ではなかった。攻撃におけるいつもの敏捷性はなく、頑強な南アフリカ守備陣を瓦解できなかった。イエローカードは不運。
■久保建英(レアル・マドリード) 8点
極上のパフォーマンス。圧巻のゴールだけではない。両サイドと中央で南アフリカに最大の脅威を与えた。もしも、もう1人、久保がいたら、今大会の日本の優位性は保証されるのだが……。
■三好康児(アントワープ) 6点
前半の決定機は決めなければいけなかった。ボール保持の時間とスペースは十分に与えられたが、不完全燃焼の印象。
【FW】
■林 大地(サガン鳥栖) 5点
両サイドと中央からのパスを全く生かせず、中央で起点となることに失敗した。前半に強引な突破を見せたが、この決定機でもシュートはGKの正面に。彼は決めるべきだった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。