「最も多くの好機を作った」 メキシコメディアが警戒するU-24日本代表の2選手とは?
グループ2戦目の対戦国メディア、田中碧と堂安律を名指しして警戒
U-24日本代表は、22日に行われた東京オリンピックのグループA第1節で南アフリカに1-0で勝利した。前半から南アフリカを圧倒しながらも、なかなか得点を奪えなかった日本だったが、後半26分にMF久保建英が値千金のゴールを決めて、初戦での勝ち点3獲得に成功している。25日の第2戦で日本と対戦するメキシコにとっても注目度の高かった一戦で、現地紙「Excelsior」は、久保以外にも2人のMFについて「最も多くのチャンスを作った」と警戒心を強めた。
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スペインの名門であるレアル・マドリードに籍を置く久保は、すでに世界的に知られているスタープレーヤーだ。記事のなかでも、「久保の1点が違いを生んだ」「チーム最大のスターである久保建英のゴールで、開催国は最少のリードで勝利した」と、日本の7番の活躍が紹介されている。
試合を報じた記事のなかで、同紙は2人の選手に注目をしたようだ。「開始1分から試合をコントロールした日本では、田中碧、堂安律が、最も多くのチャンスを作っていた。しかし、南アフリカの守備はとても丁寧に日本の攻撃に対応した」と、ボランチの一角に入りゲームを組み立てた田中、右サイドで積極的に仕掛けた堂安に注目した。
試合の後半については、「久保がより決定的な存在になっていった」と表現し、久保のゴールについては、「相手のペナルティーエリアの角でボールを受けて、DFスブシソ・マビリソのマークを外し、左足のシュートでGKウィリアムズを破った」と報じている。25日の第2戦では、フランスを相手に4-1で勝利したメキシコと対戦する日本。彼らが久保、堂安、田中に対して、どのような対策を練ってくるかも、注目ポイントの一つになるかもしれない。