久保建英に「感謝している」 堂安律、初戦白星に安堵「2人で引っ張っていこうと話した」
南アフリカ戦で決勝ゴールの久保を称える「ゴールでチームを救ってくれて…」
U-24日本代表は22日、東京五輪グループリーグ初戦の南アフリカ戦に臨み、後半26分にMF久保建英がゴールを奪い1-0で勝利した。グループリーグ突破へ向けて初戦で貴重な勝ち点3を手にしたなか、“10番”のMF堂安律が試合直後のインタビューに登場。「チームを救ってくれて感謝している」と苦しいなかで決勝点を奪った久保を称えている。
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1968年メキシコ五輪以来、53年ぶりのメダル獲得を目指す開催国の日本は、グループリーグ初戦で南アフリカと対戦。相手に新型コロナウイルスの陽性者が出たため、開催が不透明なまま試合当日を迎えるなど難しい状況下での一戦となったが、日本は序盤から主導権を握り敵陣へ攻め込んだ。
堂安も右サイドから何度も良い形を作りゴールに迫ったが、なかなか最後の1本が出ず。0-0のまま時計の針が進み、日本にも焦りが出始めたが、後半26分に久保が大仕事をやってのける。左サイドからの大きなパスを受けると、ペナルティーエリア内で仕掛け、対峙した相手をかわして左足一閃。完璧な一撃が、左ポストに当たりながらネットを揺らした。
後半40分までプレーした堂安は試合後、「初戦、難しい形になった。なんとか勝ち点3を取れて良かった。良い雰囲気で2戦目に向かえる」と安堵した様子を見せていた。そして2列目で絶妙なコンビネーションを築く久保の決勝ゴールについて、「(久保と)2人で引っ張っていこうと話していて、彼がゴールでチームを救ってくれて感謝している」と称えた。
「まだまだ始まったばかり。短期決戦だと思うので、ここから勢いに乗ってチームに貢献できるように頑張りたい」と、25日のメキシコとの第2戦に視線を向けた堂安。初戦では消化不良に終わっただけに、次戦での爆発に期待したいところだ。