「我慢強く戦ってくれた」 森保監督、五輪“白星”発進に安堵「惑わされないように…」
コロナ禍での五輪初戦に1-0勝利「できればもっとゴールを奪って…」
U-24日本代表は22日、東京五輪の初戦でU-24南アフリカ代表と対戦。チーム内に新型コロナウイルス陽性判定者が出て、混乱もあった南アフリカだが、1トップを残して守備を固める策は日本を大いに苦しめた。それでも後半26分にMF久保建英がゴールを決め、日本が初戦で勝ち点3を獲得した。
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1968年メキシコ五輪で銅メダルを獲得して以来、53年ぶりのメダルを目指す日本は、幸先の良いスタートを切ることができた。森保一監督は、「できればもっとゴールを奪って、そしてもっと楽な試合にしたかったですけど、選手たちは初戦の難しさを感じながら、なかなかゴールを割らせてもらえないなかで、我慢強く戦ってくれたことは次につながると思います。簡単に思った通りにならないことは、今日の試合でも分かりました。今日の反省を生かして、次に進めたい」と試合を総括した。
この一戦の開催は、当日になって正式に決まるような異常事態だったが、森保監督は「特に選手たちに声をかけていません。チームで常に試合があることで準備すること。試合があるとかないとか、相手のコロナ騒動で我々が惑わされないように、自分たちの準備をしていこう」と、できることに最善を尽くしていたと説明した。
そして、「勝ち点3を取って第2戦に進めることはチームとしても良い形。最善の準備をして、選手が思い切ってプレーできるように、次に進めるようにしていきたい」と、勝ち点3を獲得できた手応えを語った。日本は25日のグループリーグ第2戦で、フランスに4-1で勝利したメキシコと戦う。
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