久保建英が“大会第一号”! 殊勲の決勝ゴールに安堵「自分しかないと言い聞かせた」

南アの固い守備に苦戦も、ここぞの勝負強さを見せつける
U-24日本代表が22日、東京五輪グループリーグ初戦の南アフリカ戦に臨み、後半26分にMF久保建英が待望の先制ゴールを奪い1-0で勝利。グループリーグ突破へ向けて重要な初戦で勝ち点3を手にした。試合後のフラッシュインタビューで、久保は「ボールを持ったらファー狙おうと決めていた」と、殊勲の決勝ゴールを振り返っている。
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グループAで南アフリカ、メキシコ、フランスと同居した開催国の日本は、22日の初戦で南アフリカと対戦。先発メンバーには、この年代の主力であるMF堂安律、久保らのほか、オーバーエイジ(OA)枠のDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航の3人も名を連ねた一方、最終ラインではDF冨安健洋がメンバー外となった。
前半から再三相手ゴールに迫った日本は、MF三好康児が1対1の決定機を活かせないなど、守勢に回った南アフリカを攻めあぐねた。後半に入っても久保、堂安らを中心に攻勢を強めたなか同26分、敵陣右サイドでボールを受けた久保が鋭くカットインしそのままペナルティーエリアへ進出すると、斜めから左足を一閃。強烈な一撃がゴールへ吸い込まれ、苦しみながらも先制に成功した。
この1点を守り切った日本が1-0で勝利し、重要な初戦で勝ち点3を手にした。殊勲の決勝ゴールを奪った久保は「満足していますし、嬉しさと安心がある」と、安堵したことを強調。固い守備で対抗してきた南アフリカに苦しめられ「焦りもあった」と明かしたものの「決めるなら自分しかないと言い聞かせて」見事に結果へ結びつけた。
「ボールを受けたら切り替えしてファーを狙おうと決めていた。入ってよかった」と、得点シーンを振り返った久保。自身にとって、またチームにとっての“大会第一号”は日本を初戦白星に導く重要なゴールになった。