バルサ安部裕葵、トップチームでの1アシストを現地紙が“7点”高評価 「かなり積極的」

バルセロナBに所属するFW安部裕葵【写真:Getty Images】
バルセロナBに所属するFW安部裕葵【写真:Getty Images】

タラゴナとのPSMに招集、後半から出場してチーム3点目をアシスト

 バルセロナBに所属するFW安部裕葵がトップチームに招集され、現地時間21日に行われたヒムナスティック・タラゴナとのプレシーズンマッチに途中出場。4-0と快勝したなかで、安部は後半41分に左足の柔らかなクロスでチーム3点目を演出した。スペイン紙も1アシストの活躍に合格点の評価を与えている。

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 主力選手の一部がまだ合流していないなかで迎えた今季のプレシーズン初戦。前半はスペイン代表DFジェラール・ピケやボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ、スペイン代表MFセルジ・ロベルトらが出場。安部はメンバーを大幅に入れ替えた後半開始からピッチに立った。

 11番を背負った安部は2-0で迎えた同41分、左サイドでスルーパスを受けてペナルティーエリア内に侵入。中を見て左足でふわりとした柔らかなクロスボールを送ると、ファーサイドでフリーになっていたFWレイ・マナフが胸で押し込んだ。

 前半は無得点に終わったものの、後半はマナフのハットトリックの活躍もありバルサが4-0で圧勝。そのうちの1点を演出した安部を、現地メディアも評価している。

 スペイン紙「AS」は、「日本人選手はクボではない。それでも袖をまくって素晴らしいクロスを送り、ブラウグラナ3点目となるマナフへのアシストを決めた」と、MF久保建英(レアル・マドリード)の名前を引き合いに出してアシストを称賛。またスペイン紙「スポルト」は、採点記事で10点満点中7点と合格点を与え、「日本人選手はかなり積極的な参加意識を見せ、意欲を示した。ボールを要求しプレーを披露した。3点目となるレイ・マナフのゴールをアシスト」と評価した。

 加入2年目となった昨季は度重なる負傷や新型コロナウイルス感染などで満足のいく結果を残せなかった安部だが、新シーズンに向けて最高のスタートを切った。

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