「44戦無敗が劇的な形で終了」 優勝候補の女子米代表、初戦0-3大敗に母国メディア落胆
ブラックステニウスに2点、フルティグに1点を奪われて五輪は黒星スタート
東京五輪の女子サッカー競技は21日に開幕。優勝候補の一角であるFIFAランク1位のアメリカは、グループリーグ初戦でスウェーデン(同5位)に0-3と大敗を喫した。母国メディアも「完敗」「44戦無敗が劇的な形で終了」と報じている。
国際Aマッチ70得点以上を記録しているFWアレックス・モーガンらが先発したアメリカだったが、前半25分にサイドからのクロスを押し込まれて失点。後半9分にFWスティーナ・ブラックステニウスにこの日2点目、さらに同27分には途中出場のFWリナ・フルティグに豪快なヘディング弾を決められ、0-3とまさかの黒星スタートとなった。
米スポーツ専門チャンネル「NBCスポーツ」は、「アメリカ女子代表は五輪初戦でスウェーデンに完敗」と見出しを打ち、母国代表の敗戦を速報。記事では「チームUSAは44戦無敗が劇的な形で終了」「アメリカ女子代表が複数失点で主要トーナメントの試合で敗れたのは2008年以来」と、その大敗ぶりを驚きを持って伝えていた。
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