南アフリカ戦、日本の「必勝スタメン」を闘莉王が選出 「違いを出せる男」は切り札に指名
【五輪経験者の視点】「絶対に勝たなければいけない」五輪初戦、勝ち点3を得るための11人は?
東京五輪のサッカー男子が22日、いよいよ運命の初戦を迎える。U-24日本代表は17日にノエビアスタジアム神戸で行われた国際親善試合で、“金メダル候補”のU-24スペイン代表と1-1で引き分けて、南アフリカとの初戦に臨む。Football ZONE webで五輪期間中のスペシャルアナリストを務めることになった元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏は、重要な初戦で勝ち点3を取るための必勝スタメンを推奨してくれた。
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このチームはすごく良い流れできている。スペイン相手にあそこまでの試合を展開できたことで、自信も漲っていると思う。南アフリカ代表は新型コロナウイルスの影響で、濃厚接触者が多数出てしまう心配な事態になっている。無事開催されるのか心配な状況だが、いずれにしても短期決戦では初戦で勝ち点3を取ることが一番大事になる。
自分が出場した2004年のアテネ五輪では銀メダルのパラグアイと銅メダルのイタリアが同組という厳しいグループリーグだった。でも初戦のパラグアイ戦(3-4)で勝ち点が取れていたら、状況はガラリと変わっていたと思う。南アフリカ相手には絶対に勝ちたい。
スタメンはGKに谷晃生。4バックは酒井宏樹、冨安健洋、吉田麻也。ここまでは鉄板だと思う。左サイドバックは旗手怜央。スペイン戦でのプレーは評価に値する。
ダブルボランチは田中碧と遠藤航。2列目は堂安律、久保建英、左は迷った末に相馬勇紀。三笘薫はACLで遠征に行っていたので、最近のプレーが見えていない。張りもあるというところで、コンディションがどこまで上がっているのか心配。本調子なら先発で使わなければいけないけれど、今回はコンディションを含めて相馬を推します。