- HOME
- 今日のピックアップ記事
- オランダ代表、ファン・ハール氏を新監督に招聘か 現地報道「結論は出ている段階」
オランダ代表、ファン・ハール氏を新監督に招聘か 現地報道「結論は出ている段階」
欧州選手権後にデ・ブール監督の退任が決まり、後任としてファン・ハール氏が浮上
オランダ代表サッカー協会(KNVB)は、フランク・デ・ブール前監督に代わって、新たに3度目の指揮となるルイス・ファン・ハール氏を招聘するようだ。オランダ地元メディア「NOS」が「結論は出ている段階」と報じた。
オランダは先の欧州選手権(EURO)でベスト16敗退に終わり、大会後にデ・ブール監督の退任が決定。その後任として浮上したのが、2016年にマンチェスター・ユナイテッドでの仕事を最後に監督業引退を宣言していたファン・ハール氏だった。
レポートによれば、ファン・ハール氏は自身3度目となるオランダ代表監督就任が確実となったという。KNVBとの交渉はすでに「結論が出ている段階」で、あとは正式にサインするのを待つだけのようだ。
ファン・ハール氏はバルセロナを退団した2000年に初めてオランダ代表の監督に就任したが、02年の日韓W杯は欧州予選で敗退となり退任。2012年に再びオランダ代表監督に就任すると、14年のブラジルW杯ではベスト4の好成績を収めていた。長く第一線を離れていたが、1年後にカタールW杯を控えるこのタイミングで3度目の大役を引き受けることになるようだ。
69歳の名将は就任にあたり、元オランダ代表監督のダニー・ブリント氏、現在スパルタ・ロッテルダムを率いる元オランダ代表DFヘンク・フレイザー監督の2人をアシスタントに起用したいと考えているという。
ブリント氏はアヤックス時代にファン・ハール氏の下でキャプテンとしてプレーした経験があり、ブラジルW杯ではアシスタントを務めた。フレイザー監督はFWハーフナー・マイク(現FC.Bombonera)が所属していた当時のAODデン・ハーグや太田宏介(パース・グローリー)が所属していた当時のフィテッセの指揮官で、現役時代にはスパルタ・ロッテルダムでファン・ハール氏とは同僚だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)