リバプール主将の去就問題が浮上 来夏で契約満了も…延長交渉に進展見られず

リバプールでキャプテンを務めるMFジョーダン・ヘンダーソン【写真:Getty Images】
リバプールでキャプテンを務めるMFジョーダン・ヘンダーソン【写真:Getty Images】

23年6月で契約満了となるヘンダーソン、契約交渉は「スタンバイ状態」と海外報道

 イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールは、主将のイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンとの契約問題が、今オフでの一つの課題になっているという。アメリカと英国に本拠を置くスポーツメディア「ジ・アスレチック」が報じている。

 ヘンダーソンは2011年にサンダーランドから移籍して以来、長年リバプールを支えてきた。その間にはイングランド代表として主要な国際大会にも出場。クラブのレジェンドとも言える元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード氏(現レンジャーズ監督)から15年にキャプテンを引き継いだ。そして、2018-19シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇、19-20シーズンのプレミアリーグ優勝にも大きく貢献してきた。

 しかし、23年6月で切れるヘンダーソンとの契約延長には現時点で合意できていないという。契約交渉は「スタンバイ状態である」とされ、諸条件の調整が必要になっているとされた。

 1990年6月生まれのヘンダーソンは、現行契約が満了するタイミングでは33歳になっている。そうした要素も契約延長に関する課題の一つになっていると見られる。

 先日開催された欧州選手権(EURO)では、準々決勝のウクライナ戦で代表初ゴールもマークし、史上初の決勝進出にも大きく貢献した。今やリバプールの“顔”であることは間違いないと言えるヘンダーソンとの契約は、新シーズン開幕までの間に進展するのだろうか。

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