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大量流出危機のドルト就任2年目はトゥヘル色全開 教え子のシュールレ獲得を熱望
乗り越えなければいけない高いハードル
ただし、シュールレの移籍金は3000万ユーロ(約38億円)といわれている。年俸も600万ユーロ(約7億5000万 円)と高額な上、ヴォルフスブルク側もシュールレは売り出していないと反発している。イングランドの複数クラブも興味を示すなど、獲得のハードルは高い。
昨夏、トゥヘル監督はユルゲン・クロップ監督(現・リバプール)の後を次いでドルトムントの監督に就任。就任1年目から勝ち点78を獲得してリーグ2位。DFBポカール準優勝、UEFAヨーロッパリーグベスト8という成績を残した。国内では宿敵バイエルン・ミュンヘンの前に屈したが、リーグトップの82得点を挙げるなど魅力的な攻撃サッカーを展開した。
すでにスタッド・レンヌから19歳のFWウスマン・デンベレ、スペイン2部のオサスナからこちらも19歳のMFミケル・メリーノを獲得するなど、チームの変革に動いている。現在のチームにはクロ ップ政権時代からの選手が多く在籍しているが、トゥヘル監督は2年目を迎える来季に向けて徐々にクラブを自分の色に染め上げようとしている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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