ハリル監督が欧州と日本のサッカーを「全く違う世界」と警鐘 「バイクとフェラーリのようだ」
日本サッカー界に突き付けられた強烈な言葉
「日本がなぜACLのべスト8に残れなかったのか、今疑問を抱かないといけない。明日では遅過ぎです。世界の各国はどこも伸びています。20、30年前のフットボールの世界は終わりを告げました。(日本は)アジアでもランクが低い状態。関係者の皆さんは、海外で何が起きているのか見なければいけない。現代フットボールに対してしっかり日本の長所を適応させていかなければいけない。気持ち、戦う意識、プレースピード。多くの人が疑問を抱かなければいけない。それが私の分析です」
ハリルホジッチ監督は、欧州クラブとJクラブとを比較し「全く違う世界」、「バイクとフェラーリの違い」と大きな差があるとキッパリと断言した。日本代表のレベルアップのためには国内リーグの発展が不可欠になる。ハリルホジッチ監督は日本サッカーの将来に向けて、鋭い眼差しを向けていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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