U-24スペイン代表DFエリック・ガルシアがインスタグラムに投稿した写真にコメント

　U-24日本代表MF久保建英（レアル・マドリード）は17日、ノエビアスタジアム神戸で行われた国際親善試合U-24スペイン代表戦（1-1）に先発出場し、前半42分に左サイドをドリブル突破し、MF堂安律（PSV）の先制点をアシストした。東京五輪に向けて確かなインパクトを残したなか、SNS上で元チームメートと再会を喜んでいる。

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　東京五輪のグループリーグ初戦を5日後に控え、森保一監督率いる日本は“金メダル候補”スペインとの一戦に臨んだ。立ち上がりから劣勢を強いられるなか、先発出場した久保が前半42分に突破口を開く。左サイドで相手を振り切ってドリブル突破すると、マイナスのクロスを堂安に送り先制ゴールをアシストした。久保は後半21分までプレーしたが、試合直後のインタビューで「強豪国と渡り合えるのは結果で証明できた。頂点まで突っ走っていきたい」と語るなど、本大会を前に確かな手応えをつかんだようだ。

　一方、この試合はバルセロナ下部組織や2019年以降にリーガ・エスパニョーラで戦う久保にとっては、かつての仲間と再会を果たす一戦でもあった。試合後、昨季途中からヘタフェで共闘したDFマルク・ククレジャは、自身の公式インスタグラムのストーリー（24時間で自動削除される写真・動画）に「友よ、君にまた会えて嬉しいよ」と綴り、試合後のスタジアム内で談笑する姿を捉えた写真を投稿。満面の笑顔を見せるククレジャが、右手で久保の左肩を叩いており、右には同じく笑顔を見せるDFエリック・ガルシアの姿があった。

　エリック・ガルシアは久保とバルセロナ下部組織時代の同期で、今夏マンチェスター・シティからバルサに復帰した期待のDFだ。自身の公式インスタグラムには、久保と試合中にマッチアップした写真を投稿。これに久保もストーリーで「またピッチで会えて嬉しい！」と応えた。

　日本の地で再会を果たしたことも、久保らにとっては特別な時間となったに違いない。