「日本代表では蹴らせない」 ACLで”PKキッカー”志願の浦和GK西川にハリル監督が断言
前日のFCソウルと浦和の死闘に言及 GK陣にはハイレベルな競争を求める
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が、25日に行なわれたACLラウンド16第2戦FCソウル対浦和でのPK戦で、5人目のキッカーを務めた浦和GK西川周作について、「日本代表では蹴らせない」と断言した。
都内で行われた6月のキリンカップ招集メンバーの発表記者会見で、ハリルホジッチ監督は3人のGK候補で真っ先に西川の名前を呼んだ。
そして、前日のソウルでの死闘について次のように言及した。
「PKまでもつれ込んだ厳しい試合でした。PKも蹴ったそうですね。A代表では彼は蹴りません」
西川は2戦合計3-3で突入したPK戦で、5人目のキッカーに立候補。勝てば8強進出が決まる場面で、足もとの技術の高さに定評のある西川の登場となったが、痛恨のキックミスでシュートを阻まれ、その後は”本職”でセービングを見せることができず、FCソウルにPK戦6-7で敗れた。
浦和と異なり、日本代表では重要な局面でのキッカー役は託さないと指揮官は明言した。さらに「(鳥栖GKの)林を含めれば4人はいる。誰がスタメンを取るか分からない」と、西川、G大阪の東口、ダンディーU川島らGK陣に競争を求めている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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