チェルシー、FWレバンドフスキ獲得へ “76億円オファー”提示の意向と英報道
ハーランド獲得失敗で方向転換、「耳を傾けるかもしれない」と現地紙指摘
2020-21シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したチェルシーは、新たな9番を探している。ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの獲得に乗り出したが、交渉は不調に終わったとされる。フランス代表FWオリビエ・ジルーをACミランに放出したクラブは、新たにバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキをターゲットにしたようだ。英紙「ザ・サン」が報じている。
チェルシーは市場価格が1億5000万ポンド(約228億円)とされるハーランドの獲得に向けてオファーを提示したが、交渉は不調に終わったとされる。そこで、以前にも関心を持っていたレバンドフスキ獲得に方向転換したものの、バイエルンは2023年まで契約を結んでいるレバンドフスキに対して、契約延長をオファーしているという。
昨シーズン、元ドイツ代表FWゲルト・ミュラー氏が長期にわたって持っていた、ブンデスリーガのシーズン最多ゴール記録を「41」に塗り替えたレバンドフスキは、そのキャリアの最後に新たな挑戦を求めており、プレミアリーグへの移籍を望んでいるようだ。
記事では「マンチェスター・シティが長らくレバンドフスキに関心を示していたが、先週、彼らは獲得を否定した。だが、チェルシーは経済的なリソースがあり、ドイツのクラブを試すことができる」と指摘。さらに「レバンドフスキは来月33歳になるため、契約延長に応じなければ価格が下がっていくことから、バイエルンは高額なオファーがあれば、耳を傾けるかもしれない」と、移籍の可能性があることを綴った。
17日にフランス代表FWジルーのミラン移籍を発表したチェルシーは、レバンドフスキの獲得に向けて、ハーランドの3分の1程度の5000万ポンド(約76億円)のオファーを出す意向だという。果たして新シーズンを前に、新たなストライカーを獲得できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)