ベイル、来季は“居場所なし”? 新シーズンの処遇に英注目「レアルにとって頭痛の種」
ウェールズ国籍のベイルも来季より“外国人枠”扱いに…去就動向に英メディア熱視線
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、昨年9月にレアル・マドリードからトッテナムへレンタル移籍し、リーグ戦20試合で11得点2アシストという結果を残した。1年間の期限付き移籍期間を終え去就動向が注目されるなか、トッテナムのヌーノ・エスピリト・サント監督は来季の戦力に含まれていないことを明言。さらに現時点ではレアルにも居場所はないようだ。英紙「デイリー・ミラー」が報じている。
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ベイルはレアルとの契約が満了を迎える2022年6月まで、クラブに在籍することを希望。しかし、欧州では2021-22シーズンから英国人選手がEU圏外選手として取り扱われる。そのため、ウェールズ国籍のベイルはレアルにおいて“外国人枠”での登録となるが、現時点でレアルの外国人枠(3枠)はブラジル代表DFエデル・ミリトン、ブラジル代表FWヴィニシウス、ブラジル代表FWロドリゴで埋まっているのだ。
そうした状況を踏まえ、「デイリー・ミラー」紙は「ベイルはレアル・マドリードの将来についてさらに不確実性に直面している。リーガ・エスパニョーラの規定により、EU圏外の選手を3人までしかチームに加えることができないため、レアルにとっては大きな頭痛の種となっている」と指摘している。
さらに、記事では「ベイルを登録するためには、3人のブラジル人選手のうち1人を放出しなければならないが、セルヒオ・ラモスがパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍し、ラファエル・ヴァランもマンチェスター・ユナイテッド入りが近づくなか、センターバックのミリトンを外すことは考えにくい」との見解を示しつつ、「ロドリゴ、もしくは、ヴィニシウスのどちらかを、1シーズンのレンタル移籍へ出すことになるかもしれない。そして、その選手は翌年、ベイルが旅立つと同時にレアルに戻ってくる可能性がある」とも報じている。
ベイルの去就を巡る報道は、今後も話題に事欠くことはなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)