「最も衝撃的な大失敗」 アーセナルFWオーバメヤンの決定機逸に英メディア注目
レンジャーズとのフレンドリーマッチでまさかの決定機逸
アーセナルは現地時間17日、スコティッシュ・プレミアリーグのレンジャーズとフレンドリーマッチを行い2-2のドローに終わった。この試合でアーセナルのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの決定機逸をしたシーンについて、英メディアは「凄まじく簡単な仕事を失敗した」と取り上げている。
プレシーズンをスタートさせているアーセナルは、スコットランド王者レンジャーズとの親善試合を実施。序盤からアーセナルが主導権を握るも、前半14分にCKからナイジェリア代表DFレオン・バログンに頭で合わせられ先制を許す。反撃に出たいアーセナルは同23分、ベンフィカから加入したDFヌノ・ダヴァレスが相手との競り合いから抜け出し、最後は冷静に右足でゴール右隅に流し込み、同点に追いつく。
その後も猛攻を仕掛けるアーセナルは何度もチャンスを作るが決めきれないなか、同40分に絶好機が訪れる。MFエミル・スミス・ロウがドリブルでボールを運びペナルティーエリア内左からシュートを放つ。このシュートは相手GKにセーブされるがこぼれ球がオーバメヤンの元へ。GKは体勢を崩しており、ゴール前には相手DFただ1人というビッグチャンスが訪れるも、オーバメヤンのシュートはコースが甘く、相手DFにブロックされ勝ち越しゴールとはならなかった。
このプレーについて英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「オーバメヤンはレンジャーズ戦で凄まじく簡単な仕事を失敗した」と見出しを打ち、「アーセナルのストライカーは前半45分だけで3回もゴールチャンスを逃し、前半40分のプレーは最も衝撃的な大失敗だった」と取り上げている。
オーバメヤンは18-19、19-20シーズンと2季続けてリーグ戦22ゴールを奪っており、18-19シーズンには得点王にも輝いているが、昨季は10ゴールと思うように結果を残すことができなかった。アルテタ体制3季目となる今季は絶対的エースとしての役目を果たせるだろうか。