日本が五輪で「念願の表彰台へ」 U-24代表にAFC注目、“成功に不可欠”と評した選手は?
AFC公式サイト内でU-24代表を特集、久保、冨安、堂安をキープレーヤーとして紹介
森保一監督の率いるU-24日本代表は、17日に行われたU-24スペイン代表との試合を1-1で引き分けた。金メダルの最有力候補とされるスペインに対するドローで、銅メダルに輝いた1968年のメキシコ五輪以来、53年ぶりのメダル獲得への期待も高まっているなか、アジアサッカー連盟(AFC)は「日本は表彰台に立ち、待ち続けた時間を終わらせる」と、ホスト国の躍進に期待を寄せた。
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東京五輪に出場するU-24代表は、17日にスペインとの強化試合に臨み、1-1で引き分けた。“金メダル候補”を相手に善戦し本大会へ弾みをつけたなか、AFCの公式サイト内でU-24代表を特集。「日本代表、念願の表彰台へ」と見出しが打たれた記事の冒頭では、日本がホスト国として東京五輪の出場を決めたこと、また2020年1月に行われたU-23アジア選手権で惨敗して1次リーグ敗退となったことに触れられているが、「そこでのパフォーマンスは、現在はメダル獲得の候補に挙げられるチームの発展について、ほんの一部しか伝えていない」と、現在は成長を遂げたことを強調している。
さらに、3人のキープレーヤーを紹介。最初に取り上げられたのはMF久保建英だ。記事では「日本で違いを生み出す存在として期待される。クリエイティブな選手であり、堅守を崩す力があり、キラーパスを狙う目、DFを翻弄する能力で、大会を勝ち上がっていくうえで決定的な存在として期待がかかる」と評している。
2番目にはDF冨安健洋を取り上げ「スピードがあり、試合展開を読める選手で、すでにフル代表でも主力に定着。過去3年間、五輪代表の活動に参加しなかったことも気にならない」としたうえで、DF吉田麻也とのセンターバックコンビについても「日本の成功に不可欠であり、UAEで開催された2019年のアジアカップで決勝に進出したキャリアを上積みする」とした。
最後にピックアップされたのが、10番を背負うMF堂安律だ。「バーレーンで2016年に開催されたU-19アジア選手権でMVPに輝いたウインがーは、その後も成長を続けた」として、ガンバ大阪から海外移籍したキャリアにも注目。スペイン戦でのゴールについては「スペインとの親善試合では素晴らしい一撃を決めて、ゴール前の冷静さを示した」と称えている。
東京五輪ではグループリーグで、南アフリカ、メキシコ、フランスと戦う日本。ホスト国として期待される中、メダル獲得を果たせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)