スペイン代表GKケパ・アリサバラガが練習中に見せたクロスバーチャレンジが話題

　チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガが、練習中に見せたクロスバーに8連続で当てたプレーについて、現地メディアは「足元の技術の良さを見せつけた」と取り上げている。

　ケパはリーガ・エスパニョーラのアスレティック・ビルバオの下部組織出身。2018年夏にGK史上最高額の7200万ポンド（約102億円）でチェルシーへ移籍すると、加入初年度から当時の監督マウリツィオ・サッリの下、好パフォーマンスを披露し、UEFAヨーロッパリーグ（EL）のタイトルを手にするなど実力を遺憾なく発揮した。しかし、その後はミスなどが目立つようになり、徐々に出番は減っていき昨季は公式戦14試合の出場にとどまっている。

　そんなケパだが、チェルシー公式インスタグラムがアップしたトレーニング中の動画が話題となっている。ボールの感触を確かめるためにキックの練習がてらクロスバーチャレンジを始めたケパ。いきなりバーに当てると、戻ってきたボールをセットし直し、またバーを直撃。さらにその後も回数を重ね、驚くことに8連続でバー当てを成功させた。

　このプレーについて、英メディア「スポーツ・バイブル」は「チェルシーのケパ・アリサバラガは練習中にクロスバーチャレンジを8回成功させ、マスターした」と見出しを打ち、「ケパはクロスバーに8回当て続けたことで彼の足元の技術の良さを見せつけた」と取り上げている。また、ファンからは「ヴェルナーの代わりに前線で起用するべきだ」などのコメントも寄せられている。

　もともと足元の技術に定評のあるケパだが、現在はポテンシャルがありながらも、本来の実力を発揮できておらず、出番がカップ戦のみなど限られている。今季は正GKエドゥアルド・メンディから定位置を奪うことができるのだろうか。